医薬品とサプリメントの飲み合わせとは

医薬品とサプリメントは、飲み合わせに注意が必要なものがあります病院や調剤薬局で処方薬を初めてもらう時に、問診票を書いたことがあると思います。持病があるか、飲んでいる薬があるか、飲んでいるサプリメントはあるか、などの項目が必ずあると思います。

 

継続して薬を飲んでいる人はお薬手帳を渡されていると思います。薬どうしの飲み合わせによっては、重篤な副作用が起きることがあります。実は、薬とサプリメントにも飲み合わせがあり、注意が必要です。

サプリメントと飲料の飲み合わせについて

サプリメントと飲料の飲み合わせについて
薬もサプリメントも、コップ一杯の水で飲むのがよいとされています。医薬品については「コップ一杯の水で」と明記されますが、サプリメントにはそうした記述がありません。

 

基本的に、お茶やコーヒー、牛乳、ジュースなどで飲むと、脂溶性ビタミンやミネラルなど一部の例外を除き、吸収を阻害するため避けた方が無難でしょう。

 

中でもグレープフルーツジュースと抗血液凝固剤は必ず注意を喚起される組み合わせです。抗血液凝固剤以外にも、グレープフルーツジュースは、果肉に含まれる成分が肝臓で薬物の代謝を阻害して血中濃度を上昇させる作用があるため、一緒に飲むことはおすすめできません。

 

食物繊維の入った特定保健用食品などは、一緒に摂ると成分が吸収されにくくなり効果が弱まる恐れがあります。

 

細菌感染症の治療に使われる抗生物質と、鉄、カルシウム、マグネシウム、ビタミンA、グレープフルーツジュース、骨の健康が気になる人の特定保健用食品と一緒に飲むと吸収が阻害され、抗生物質の効果が弱まります。

 

これらのサプリメントや食品を摂っている場合は、抗生物質を服用している間だけ摂取を中止してください。

医薬品とサプリメントの飲み合わせについて

長期にわたり飲み続ける薬にも、サプリメントとの飲み合わせに注意が必要なものがあります。

 

心臓の機能低下に処方される強心薬は、ビタミンD、カルシウムと一緒に飲むとジギタリス製剤の作用を強めるためジキタリス中毒の症状があらわれる恐れがあります。また、強心薬と一緒にオリゴ糖、乳酸菌などを摂取すると薬剤の吸収が阻害される恐れがあります。

 

血栓を防止するために処方されるのが抗血液凝固剤です。ビタミンA、Eを一緒に摂ると、血液をサラサラする作用が強くなるため、ケガをした時の出血量が多くなります。抗血液凝固剤とビタミンKを一緒に摂ると、作用が弱まる恐れがあります。

サプリメントとの飲み合わせは事前に医師・薬剤師に相談しましょう

サプリメントとの飲み合わせは事前に医師・薬剤師に相談しましょう
体にいいと思って飲んでいるサプリメントが、医薬品との組み合わせによっては、作用を強めたり、逆に弱めたりすることがあります。

 

これは病院で処方される薬に限らず、ドラッグストアなどで売られている風邪薬などでも同じです。ドラッグストアには薬剤師が常駐しています。常用しているサプリメントがあれば、購入する前に相談するといいでしょう。